パーソナルトレーナーの佐藤勇介です。
少し前から姿勢に関しての記事を連載しております。
まだご覧になられていない方は是非最初からご覧になって下さいね。
今回のテーマは多くの女性が抱えている下半身の悩み「O脚」についてです。
カラダを正面から観察する
前回までの姿勢シリーズでは「骨盤の前傾と後傾」についてお伝えしてきました。
骨盤の前傾と後傾を解説する時、カラダを横から見た時の面(矢状面)から見て骨盤がどうなっているのかというのを見てきました(下の図参照)
O脚について解説をする時は、横から見ても分からないので正面から見た時の状態を観察していきます(上の図でいう前額面)
姿勢というのは横から見た時に骨盤がどのような状態になっているかも大切ですが、もちろん正面から見た時も大切なんです。
あなたの姿勢は正面から見た時に美しい姿勢と言えますか?
O脚チェックをしてみよう
O脚かどうかのとっても簡単なチェックです。
是非チェックしてみてください。
正面を向いてまっすぐ立ちます。
①太ももの付け根あたり
②膝の内側
③ふくらはぎ
④くるぶし
以上4箇所のうち1箇所でも離れているとO脚です。
O脚は細かく分類するといくつか種類がありますがどれか1箇所でも離れていたらO脚ということです。
※4ヶ所全て付いている場合でも、太っていてお肉があるため付いているだけで実はO脚というケースもあります。
どうしてO脚になるの?O脚を招きやすくるする習慣
●脚を組む習慣がある
脚を組む習慣があると骨盤の高さに左右差が出やすくなります。
そうなってくると立った時に脚の長さに違いが出るためどうしても片足に重心がかかりやすくなります。
片足重心は片足O脚を招きやすくします。
●立っている時に片足にだけ体重をかける癖がある
体の重心が外側(足の小指側)に傾いていると、外側重心で体を使う習慣がついて、足の外側の筋肉が発達します。
すると股関節が外に向かって開くためO脚になる危険性が高まります。
●お姉さん座り(横座り)
いわゆる横座りの姿勢は骨盤の左右の傾きをアンバランスにします。
やはりこのような姿勢は歪みの原因になるのでO脚を引き起こしやすくします。
●椅子に座る時、浅く座って背もたれに寄りかかる
このような姿勢が習慣化すると骨盤は後傾気味になります。
そして股関節が外旋しO脚の原因になります。
●運動不足による筋力不足
運動不足になると少しずつ筋力が低下していきます。
日常生活ではあまり使われない内もも(内転筋群)やお尻(臀筋群)などの筋力が低下しO脚を招きます。
などなど、他にもありますがこれらは代表的な悪い習慣です。
O脚そのまま放っておくデメリット
●身長が低くなる
本来であれば真っ直ぐに伸びている脚が曲がっているわけですから本来の身長よりも低くなります。
Flexible StyleではO脚を改善したことにより身長が2cm伸びた女性がいます(伸びたというよりも本来の身長に戻ったというのが正しい表現でしょうか)
●下半身が太く見えてしまう
O脚の人は足裏の重心が外側に傾いているので普通に生活しているだけで脚の外側の筋肉が発達してしまいます。
よって脚が太く見えます。
●冷え性やむくみの原因になる
冷え性やむくみも意外とO脚と関係があります。
O脚の多くのタイプは股関節が内や外にねじれていることが多く、脚の付け根(鼠径部)が常に圧迫されている状態です。
この付け根には下半身の血流に関係する太い血管があります。
O脚の人はこの血管が圧迫され下半身の血流が悪くなり冷えやむくみの原因になります。
またセルライトの増加にも繋がります。
●将来膝を痛める可能性が高くなる
若い時は見た目だけのも問題だけかもしれませんが、そのまま歳を取ると膝関節のつらい痛みの原因になることもあります。
やはり脚も骨盤も真っ直ぐが一番なわけです。
最後に
今回はO脚の簡単なチェック方法とO脚の原因、デメリットをお伝えしました。
次回以降はO脚の種類と改善方法についてお伝えしていきます。
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